はやぶさラボ

地球科学の若手研究者のプライベート

小学生時のあだ名は「宇宙人」

小学生の時の自分は、今思い出すと、やべえやつでした。いろいろなエピソードを覚えていますが、思い出すとどれも恥ずかしい気持ちでいっぱいになります。

特に、子どもに社会性が備わってくる小学校高学年時の自分は、衝動的にいろいろな謎行動をしており、周囲と比較するととりわけやべえやつだったんじゃないかと思います。

自分でもよく覚えている謎行動としては、なぜか背が伸びると信じ、休憩時間中に窓際で日光を浴びながらただひたすらジャンプを繰り返していたり、アニメの主人公のようになってみたくなった結果、学校中の階段をできるだけ段を飛ばして飛び降りてみたり、休憩時間中に廊下を早歩きで何周できるか試したくなった結果、目的のないロボットのように校内をひたすら歩き回ったり、「一日一個、足だけを使って石を一つ持ち帰らなければならない」という謎ルールを課し、自宅の玄関に石を並べていって家族や近所の奇異の目を集める、など常に何か目まぐるしく、謎理論に基づいた謎行動を繰り返していました。

そしてある日、なぜか(これは本当になぜだったか思い出せない)空に向かって手をジェスチャーのように素早く動かして奇声を発していたようで、それを見た誰かに「宇宙と交信してんの?」と聞かれ、恥ずかしくなって取り繕おうと思った結果、「うん」と答えてしまったのが直接のきっかけです。なぜ「うん」といえば謎行動が取り繕えると思ったかは全く謎ですが、まぁこれまでの謎行動の積み重ねがあったうえで、この出来事は具体的なあだ名がつくほんのきっかけに過ぎなかったんでしょう。

このときに自分を恥ずかしく感じたように、自分がやべえことをした、という自覚をときどきもつこともありました。小学校の先生が自分の隣で他の人と立ち話をしているのを見て、ふと半袖と腕の存在が気になり、先生の袖と腕の間に手を入れた結果、先生がびっくりして「こいつやべえぞ笑」と冗談で周りの人に言ったことは、自分のやばさを自覚した記憶としてよく覚えています。

とにかく思いついたら何も考えず即行動、試さずにはいられない、というのが目立っていたように思います。

そんな宇宙人であった自分は、悪い意味でちょっかいかけられたりもしましたが、いい意味でからまれたり、注目されることも多かったように思います。

その理由は、奇妙なだけで周りに害がなかったのと、今度お話ししますが、自分が謎のクリエイティブさをもっていたからだと思います。